OCNとBIGLOBEのプロバイダ通信制限情報

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かもめインターネット

大手プロバイダであるOCNとBIGLOBEの通信制限の情報について
実際のところどう制限があるのか調べてみました。

目次

OCNは制限が無くなった!?

大手プロバイダのOCNがどのような制限を設けているのかを実際に見ていきましょう。

まず数ある大手プロバイダの中でも最大手と言っても良いのが、
NTTグループのNTTコミュニケーションズが運営する「OCN」です。

OCNでは「1日当たり上り30GB」という制限が以前は設けられていました。

これはサイト閲覧や動画視聴など下りの通信には制限がありませんが、
動画配信やサイト運営など上りの通信が1日30GB以内に限られるというものです。

実はこの制限はかなり厳しかったようで、万一超過するとOCNから郵送とメールで
 ・インターネット利用方法の見直し
 ・同意に関する手続き
という2つの手続きの案内が届き、
その手続きを行わないとインターネットが使えなくなったんだそうです。

しかしこの数年で画像・動画・音楽の高品質化が進んだり、
パソコンのデータがクラウド上にバックアップができるようになるなど
インターネット環境が大きく変化しています。

そのため1日当たり30GBという制限は利用実態と合わなくなったということで、
2016年6月にこの制限は廃止されました。

ではOCNで制限が無くなったのかというと、実はそういうわけでもありません。

公式サイトを見ると、混雑状態が発生した場合
通信量が多いユーザーの通信速度を制限するという趣旨のことが書かれています。

要するに、これまでは「下り無制限、上り1日30GBまで」だったものが、
「上り下り通信量に関係なく制限を受けることがある」という風に変わっただけなんです。

はっきりとした数値の基準が無くなり、いつでも誰でも制限を受ける恐れがあるので、
ヘビーユーザーにとってはプラスですが
一般ユーザーにとってはマイナスの変更なのではないでしょうか。

P2P方式の通信に関しては、公式サイトには制限されるような旨のことは
掛かれておらず、ユーザーの口コミなどを見ても制限はされていないようです。

何を隠そう私はかもめインターネットに出会うまではこのOCNを利用していました。

以前は制限を受けることは無かったんですが、
この変更以降は通信速度が遅いなど影響を感じるようになったので
OCNからかもめインターネットへの乗り換えを決断しました。

「身売り」で評判ガタ落ちのBIGLOBE

OCNと並ぶ最大手にして老舗プロバイダの1つに挙げられるのが「BIGLOBE」です。

日本を代表する電機メーカーであるNECのパソコン通信サービスを前身とし、
最近は格安スマホ事業も手掛けており老若男女問わず名前を聞いたことぐらいは
あるのではないでしょうか。

そんなBIGLOBEですが、上り1日当たり30GBの転送量制限と
P2P方式の通信への制限が現状でも設けられています。

ただし上りの転送量制限については、auひかり回線を利用している場合のみで、
フレッツ光などそれ以外の回線であれば制限されないようです。

P2Pの制限は、早い段階からWinnyなどファイル共有ソフトの使用に対する制限が
実施されています。

BIGLOBEユーザーによると、以前はファイル共有ソフトのみの制限だったものが
最近はP2P全体に及んでいるという指摘もあります。

さらに2017年2月からは新たな通信制限が実施されています。

これまでの上りの転送量制限とP2P特にファイル共有ソフトの使用に対する制限に加え、
回線混雑時には下りの通信も制限されるんです。

この制限は、先のOCNと同様、はっきりとした基準値が示されておらず
 ・回線混雑時
 ・通信量上位者の通信速度を制限
 ・混雑解消で制限解除
という内容になっています。

どのぐらい通信したら制限を受けて、どうなったら解除されるのかが分からず、
ユーザーとしては対処しようがありませんよね。

ただでさえBIGLOBEは、2014年と2016年の短期間で2度に渡って
親会社が変わったことでサービスの質が低下していると言われています。
(現在はKDDIグループ)

より高速の通信が可能な「プレミアムサービス」が用意できるなら、
通常のサービスに回線を回してできる限り制限を実施しないようにした方が
ユーザーの支持を得られるように思うんですが・・・。

私のオンラインゲーム仲間には、下りにまで制限を設けたことで
BIGLOBEに愛想を尽かし他社へ乗り換えたという者が実際にいます。

まとめ

以上、OCNとBIGLOBEの通信制限についてでした。
通信環境は年々進化をしているなか、状況も次々と変化しています。
以前は良かったものが制限を受けたり、またその逆もあります。
プロバイダは一途にそのまま利用するのもありですが、日々の更新情報に耳を傾けて
乗り換えるのもありだと思います。

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